2009年9月19日より、神宮前「KINEATTC(キネアティック)」で「アジアンクィア映画祭」開催

2009年9月19日(土)〜23日(水)にかけて、神宮前のレンタルシアター「KINEATTC(キネアティック)」(渋谷区神宮前2、TEL 03-5411-8053)にて「アジアンクィア映画祭」が開催されます。日本、韓国、香港、シンガポール、タイ、インド、イスラエルインドネシア、フィリピンなど、アジアじゅうから集めた30本以上のクィア映画が上映されるそうです。作品の選択基準は「当事者が楽しめるかどうか」で、「コメディー映画からラブストーリー、ドキュメンタリー、アート作品までジャンルは幅広い」とのこと。

チケットは当日1回券1300円(税込)、当日1日券(税込/5プログラム)で、当日1日券は確日先着5名限定。前売券はなし。より詳しい情報については、公式サイトをどうぞ。

今公式サイトのスケジュールをざっと見る限りでは、レズビアンものは『砂漠の少女たち』、『ガールズプログラム』(短編4本の作品集)、『あかね色のケープタウン』、そして『通り雨』(『韓国プログラム』中の短編)あたりでしょうか。個人的には『砂漠の少女たち』がすごく見てみたいです。ヘン・ラスカー監督本人の、「18歳でイスラエル国防軍に入隊し、女性部隊長に恋をした」という過去にもとづくドキュメンタリーなんですよ、これ。ただの惚れた腫れただけじゃなくて、イスラエル軍の厳しい訓練過程なども描かれ、


少女と銃。笑い声と銃声。18歳の少女たちが、パパやママの宝物から、獰猛でよく訓練された兵士へと変貌を遂げていく仕組みを明らかにする。
という内容の映画であるところが気になります。諸般の事情で神宮前まで行くのは無理なんだけど、せめてDVDで手に入らないかしら、これ。