英国でゲイの弟をかばった姉、殴る蹴るの暴力を受ける

英国デヴォン州の州都エクセター市で、ホモフォビックな罵倒に遭ったゲイの弟をかばった姉が、10代少女2名から殴る蹴るの暴行を受けたというニュース。

被害に遭ったのは22歳のKea Clarkeさん。日曜日の早朝、21歳の弟Rowanさんと共にエクセター市の中心部を歩いている間、ティーンエイジャーの少女2人がRowanさんに向かって同性愛嫌悪的な罵り言葉を叫び続けたとのこと。Clarkeさんが「わたしの弟がゲイだったらどうだっていうの?」と彼女らに言うと、ひとりがClarkeさんの顔面にパンチを浴びせました。Clarkeさんは笑い飛ばそうとしましたが、少女らはClarkeさんが地面に倒れるまで殴り続け、倒れた後は蹴り始めました。Clarkeさんはどうにか立ち上がったものの、今度は後頭部に物を投げつけられたそうです。

加害少女たちは酔っていたとClarkeさんは言っています。警察は現在捜査中で、目撃者を求めているそうです。

お姉ちゃん、お疲れ様。それにしてもこのクソガキども、腹立つわ。UKって、近年、差別禁止法ができたりしていて、表層だけならLGBTへの受容が進んでいるように見えなくもないんですが、実際には小学生女子が「レズビアン」とレッテルを貼られることを恐れて「ヘテロでハイパー・フェミニンな」ふるまいを選択しているという研究結果もあったりしてホモフォビアは根強く社会の中に残ってるっぽいんですよね。加害少女たちがさっさと捕まって、きっついお灸をすえられることを祈ります。