NYで同性婚を合法化すると、3年間で2億1000万ドルの経済効果

2009年5月26日、ニューヨーク市監査役のWilliam C. Thompson Jr. 氏が、「同性婚を合法化すると、ニューヨーク州に3年間で2億1000万ドルの経済効果が得られうる」という分析結果を発表したというニュース。
これは2007年に行われた分析をさらにアップデートしたもので、現在の経済情勢と、近年のアメリカ国内での同性婚合法化を反映した内容になっているとのこと。それによると、同性婚合法化でニューヨークが得るであろう金額は、

不況が結婚費用に影響を与えなかった場合
不況のため、州外から挙式に訪れる人の数が半分に減った場合

ということです。
2億1000万ドルというと、日本円にして200億円近く。こいつぁ大きいや。特にニューヨーク市は、最近LGBTの観光客を獲得しようとキャンペーンをやっていたぐらいですから、こうした数字には関心大なんじゃないでしょうか。この数字でニューヨーク界隈の世論がどう動くのか、または動かないのか、非常に興味ありますね。

単語・語句 意味
comptroller 監査役、監査官、会計検査官