百合・BL・やおいのカップルにヘテロロマンス的な役割分担をさせないと気が済まない方々って何かに似ているとかねがね思っていたんですが
百合・BL・やおいのカップルにヘテロロマンス的な役割分担(『男性的な側』と『女性的な側』とか、『一方的に愛撫・挿入する側』と『される側』みたいな)をさせないと気が済まない方々って何かに似ているとかねがね思っていたんですが、今日わかりました。「『米のごはんがなければ食事じゃない』という理屈でスパゲッティやピザをおかずに米のメシを食うおばあちゃん」です! いや、友人のとこのおばあちゃんが実際にそういう方だったんですけどね。カルボナーラだろうとプッタネスカだろうと「ごはんがなければごはんにならしまへん」と、絶対にごはんを添えて、いやむしろごはんをメインにして召し上がっていらしたそうで。
そんでですね、
- 「ごはん(米)がなければごはん(食事)にならしまへん」
という発想と、
っていう発想は、「一部の文化圏の価値観を、圏外のものにまでそのまま敷衍してしまう」という点ですごくよく似てると思うんですよ。本人が大真面目でも、はたから見るとなんだか面白おかしいところもそっくり。そういえばカステラを初めて見た江戸時代の人は醤油をつけてごはんのおかずにしたりしたそうですし、明治時代に鉄道が開通したときには履物を脱いで乗っちゃった人もいたと聞きます。同性同士の関係にヘテロロマンスをなぞらせようなぞらせようとするのって、そういう行動と似たズレやこっけいさがあると思うんだよなー。だからほら、マルゲリータピザは単品で食べたっていいものなんですよおばあちゃん。