『DS文学全集』を買いました。

DS文学全集DS文学全集

任天堂 2007-10-18
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「寝る前にベッドで本を読みたい。たくさん読みたい。しかし枕元に本がうず高く積みあがるのは嫌」と思っていた自分にとって、たったの定価2800円で100冊もの本が読め、ダウンロードで新たな本を手に入れることもでき、おまけにわざわざ電子ブックリーダーを買わなくてすむこのソフトの発売は渡りに船でした。ラインナップも、「もう一度読みたいのに手元にない本」と「一度は読もうと思いつつ未読の本」とがぎっしり詰まっていて魅力的でしたし。

DS文学全集』の使い勝手

操作性

本を選んだりページをめくったり「しおり」をはさんだりの操作は概して快適です。現に、買ったその日の晩に「山月記」「李陵」をサクっと一気読みしてしまったぐらいです。また、既読・未読の区別がしやすい点や、読み終えた本には自分でブックレビュー(と言っても、10段階評価して、あらかじめ決まった10個の選択肢から感想を選ぶだけ)がつけられ、後からレビューを手がかりに読みたい本を探せる点なども便利だと思います。あたしは新潮ケータイ文庫のアカウントを持っているのですが、操作性ではDS文学全集の圧倒的勝利だと感じました。

画面

画面はさすがに紙の本よりは見づらいのですが、耐えられないほどではありません。通勤電車で読んだり、寝る前にベッドで読んだりするには充分でしょう。

重さ・持ちやすさ

うちには旧式のでかいDSしかないため、仰向けになって片手で支えて読むにはちょっと重すぎる感じでした。横向きに寝てDSの片方の端をベッドにつけて読めば楽なのですが、そうするとタッチペンでのページ移動がやりにくくなります。タッチスクリーンを左側にして持つように設定し、ボタン操作でページ送りをすればなんとかなりますが、寝ながら読みたい人はDS Liteを使った方が楽かと。

その他

著作権が消滅した古い作品ばかりなので、本文が「主」引用が「従」でなくても気軽に引用しまくって感想を書けるのが便利そう。本文なしで引用だけしたっていいわけですし。というわけで、これから時々読んだ本の感想をメモしたり、気になるフレーズを抜き出して載せてみたりしたいと思います。下のエントリみたいに。