オートバイとレズビアニズムの類似点
夏まっさかりの今、あたしの出勤前風景はこんなです。
- メッシュジャケット着る
- エアバッグベスト着る
- ヘルメットかぶる
- 防犯アラーム解除
- チェーンロック(複数)外す
- シートカバー外す
- シートカバーの下の古毛布(車体の傷予防&湿気対策用)外す
- 荷物をリアキャリアに積む
- チェーンロックも積む
- エアバッグベストのコード連結
- メッシュグローブつける
- エンジン始動
- 発車
真夏のアスファルトの上は気温40度近いので、ここまでで既に汗だくになっています。シートベルト締めてエンジンかけるだけですぐ発進できて、しかもエアコンまでついてる四輪とはえらい違いです。でも、だからといって「じゃあバイクやめて四輪だけに乗ろう」というわけにはいかないのがバイクなんだよなあ。苦労はあってもどうしても好きで楽しくて、これだけは譲れない、というのが、バイク乗りにとってのバイクなんだと思います。
考えてみると、「なぜバイクに乗り続けるのか」というのは、「なぜレズビアンでい続けるのか」というのとちょっと似ているかもしれません。楽さや便利さだけを追求するなら、さっさと異性と結婚でもして世間様のベルトコンベアに飛び乗った方がいいに決まってるけど、そうはできないししたくない、という意味で。
さらに、「思春期にちょっとお試しで手を出してみて、すぐ飽きて、年をとってから『私も若いころは〜』と武勇伝のように語り出す勘違いさんが多い」という点でも、バイクとレズビアニズムは似てるかも。10代の頃に1年間だけバイクに乗って、コケてビビってすぐやめてしまったヘタレ男が「俺も若い頃はバイクに乗っててさー」と吹聴して「バイク乗りの一員」ぶりたがるというのはよくあることですが、それと同様に、思春期にちょろっと「なんちゃってレズ」を経験してからさっさと男に乗り換えたノンケオバサンが「私も若い頃は女の子を好きになったわ〜♪」と言い散らして「同性も愛せるアテクシ進んでる」アピールをしたがるってこともよくありますからね。途中でさっさとやめちゃった時点でアンタらはバイク乗りでも、「同性を愛せる」人でもないし、今さらそんなアピールしてるのっておそろしくかっこ悪いよ、と思うんですけどねー。