『ピタゴラ装置DVDブック2』感想

ピタゴラ装置 DVDブック2ピタゴラ装置 DVDブック2
佐藤雅彦 内野真澄

ポニーキャニオン 2007-04-18
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こちらで感想を書いたピタゴラ装置DVDブック』の2冊目。1巻の唯一の不満点は「本の方がオサレな写真主体で、解説の分量が少ない」ということだったのですが、今回は解説のボリュームもたっぷりで、文句なし。各装置のいろいろな部分のしくみが、わかりやすいイラストと文章を使って丁寧に説明されており、「あれはいったい何がどうなってるの?」という疑問が氷解しまくることうけあいです。
装置の方も、前にも増してわくわくするような仕掛けがいっぱいでした。「三段跳び」「クロール」「ウルトラC」など、何回見ても「こんなことができるのか!」と新鮮な驚きを感じます。いくら解説を読んで理屈がわかっても、それを目の前で実際にやってのけられるとやっぱり不思議だし、驚くし、ドキドキしてしまうんですよね。別に複雑な凝りに凝りまくった仕掛けでなくても、「電池」や「アナグラムマシーン」のようなアイデア勝負の短いものでも、同じです。ちなみにこの巻でのあたしの一番のお気に入りは「5つのビー玉」。あの大きなボールがひょこひょこ入れ替わるところは、何度見ても飽きません。

そんなわけで、とても楽しい1冊でした。3巻も出るのかな? 出してほしいなあ。