「尼僧の叢」(宮木あや子)第一回感想

上のエントリに関連して、宮木あや子さんの最新作(本日から日刊ゲンダイで毎週土曜連載)の感想をちょこっと。
花宵道中』がはらはらと涙を流しながら楽しむエロだとすれば、この「尼僧の叢」はゲラゲラ大笑いしながら楽しむエロだと思います。なんたって、舞台はカトリック系女子校(ですよね?)で、冒頭はいつものあの端正な文体、しかもガーリーな乙女小説風なのに、途中から「僕のジーザス」が「びよよん」なんですもん。ネタバレになるといけないので詳しくは書けないのが残念ですが、森奈津子さんとか嶽本野ばらさんとかが好きな方に合うんじゃないでしょうか。早く単行本にならないかしら。って気が早いか。