レズライフは嘘ライフ

「嘘は嫌い」とか思って生きていても、レズ人生を歩んでいると眉ひとつ動かさずに嘘がつけるようになるなあ。以下、きわめてカジュアルに日々脊髄反射でついてる嘘の数々。

  1. 「一人暮らしなの?」「そうです」
    • 本当は彼女と二人暮らしだけどね。でも、恋人と一緒に住んでるって言うと「結婚しないのか」だの「同棲は無責任」だのとうるさいし、友達と一緒って言うと「どちらかが結婚したらどうするのか」とか「彼氏を連れ込めなくて不便だろう」とか、鬱陶しい発言が続くのよ。だから嘘つく。
  2. 「部屋の間取りは?」「1DKです」
    • 本当は3LDKだの4LDKだのだったりするんだけどね。でも「なんで一人暮らしなのにそんなファミリー向け物件に?」みたいに突っ込まれるの面倒くさいし。
  3. 「彼氏はいるの?」「いますよー」
    • 「もてない女」ってレッテル貼られるとウザいな、ってときは積極的に嘘つきますね。
  4. 「結婚はしないの?」「しませんよ」
    • したくてもできねえよ。と思っても口には出さないのが大人の態度。

もちろん、カムアウト済みの相手にはこんな嘘はつかなくて済むわけですが、24時間四方八方の全てに「私レズです」と公言して回ってるわけでもないし、ホモフォビックな方々といちいち揉めるのも面倒くさいし。で、結果として既に血液の代わりに『ウソ液』が流れてるんじゃないかと思うほど嘘つくのがうまくなるわけ。やーね。「方便」だってことにしとけばいいのか、そうか。