映画『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』感想

3日前に見始めた『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』(スペシャル・エクステンデッド・エディション)のDVDを、ようやく今日見終えました。エアロバイクを漕ぎながら見ても見ても終わらないので、えらくたくさん運動してしまいました。でもようやくストーリーがわかって満足。

二つの塔」は過去にTV放映で1回、DVDで1回チャレンジしたんですが、あたしは頭が悪いので、2回ともちょっと画面から目を話した隙に話がわからなくなって挫折してました。たいてい、エントがメリーとピピンを乗せて歩いてるあたりで集中力が切れて、わけがわかんなくなってくるんですね。

だいたい、あの世界史の教科書みたいな構成がいかん。一方の国でしばらく話を進めておきながら、「ところで、少し前の○○国では」とか「その頃フロドとサムは」とか、流れがあっちこっちに行っちゃうんだもん。これ、センター試験方式で「以下の事柄のうち、同時期でないものはどれか」みたいに出題されても絶対わからないぞ、少なくともあたしは。(もっともこれは映画の責任ではなく、トールキンが元々こういう書き方をしていたせいらしいのですが)

ところで、キャラクターの名前が覚えきれないあたしは、今回は名前を覚えようという努力をすべて放棄し、ほとんど全員を自分で勝手につけた名前で呼んでました。

勝手につけた名前の例
「長生きの人」「エルフの人」「リブ・タイラー」「欲深兄」「欲深弟」「凶悪オーク」「ドラキュラ役者のじいさん」「眼」「追放された人」「だまされてた王様」「馬の娘」

これで結構なんとかなりましたが、今度は地名の固有名詞が覚えきれないという別の弱点も浮上しました。「なんとかの国」とか「なんとか渓谷」とかが覚えきれません。正確に言うと、どの名前がどの場所だったのかがよくわかりません。(例:「アイゼンガルド」ってどこだっけ?)どうもあたしの記憶システムは視覚型で、文字の形で目で見ていない単語は脳みそに定着しないらしいです。「王の帰還」はまだ見てないのですが、今度は地名も勝手につけるか、さもなければ見る前に原作をちゃんと読むかしようと思います。