『雷の戦士ライディII 〜邪淫の神殿〜』(単品)発売日最新情報

発売日はいったいいつなんですか?

予約しておいたレズゲー『雷の戦士ライディII 〜邪淫の神殿〜』(単品)について、Amazonから発売日変更を知らせるメールが4月6日に来てました。以下、引用します。

誠に申し訳ありませんが、お客様よりご注文いただきました以下の商品の発売日が変更となりましたことをお知らせいたします。

  • "雷の戦士ライディII 〜邪淫の神殿〜 [アダルト]" [CD-ROM]

この商品は、発売準備は進められておりますため、お客様のご注文は、商品の発売まで継続させていただきます。 新しい発送予定日につきましては、以下の方法にてアカウントサービスにてご確認ください。

で、今日実際に見に行ったのですが、ここで面妖なことが。

  1. アカウントサービスから見ると、「 配送予定日: 2007/4/16 - 2007/4/24」となっている
  2. Amazonトップページから商品を検索すると、「発売予定日は2007/04/27です。ただいま予約受付中です」となっている。
  3. ZyXのオフィシャルホームページでは、単品の『ライディII』の発売日は公表されていない。(2007年4月7日現在)

……いったい正式な発売日はいつなんですか?

余談

ZyXのオフィシャルホームページでは、「雷の戦士ライディI&IIコレクションパック」のパッケージと封入特典の画像を見ることができます。ちなみに封入特典は、

  • 特製BOXケース
  • 設定原画集
  • 主題歌CD
  • 3Dイラストカード
  • ジグソーパズル
  • 卓上パンチングバルーン

の6つです。コレクションパック↓の購入を考えておられる方は一見の価値ありだと思います。

『花宵道中』(宮木あや子、新潮社)が「ダ・ヴィンチ」の「今月の『絶対はずさない! プラチナ本』」に!

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ダ・ヴィンチ 2007年 05月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2007年 05月号 [雑誌]

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2007年2月24日の日記で感想を書いた『花宵道中』が、今月発売の「ダ・ヴィンチ」でプラチナ本に選ばれています。すげえ。好きな本が「絶対はずさない高クオリティ作」と評価されるのって、嬉しいなあ。
以下、編集部の方々のおすすめのことばをいくつか拾ってみます。

姉女郎に対する思慕、同胞への思いやり等々、境遇が全然違うとはいえ、ある種の共感を覚えた女子も多いのではないか。(稲子美砂さん)

時代小説というより女の子小説として楽しみました。(でも素直にわかると思えたのは、たぶん江戸時代の吉原という舞台だったからこそ)恋よりも、吉原の女の子同士の気持ちの通い合いが、むしろ心に残っている。(「雪紐観音」が好きでした)(飯田久美子さん)

本書では、クライマックスは間違いなく濡れ場でありながら、紙幅はそこに割かれていない。そのセックスにはどんな気持ちが込められているか、を読者に納得させるための経緯がすなわち小説なのだ。(野口靖彦さん)

どれもこれも、ハッピーエンドというにはあまりに残酷。それなのに、この作品を読み終えて、何故か絶望することはない。それは、彼女たちが最後まで、想いだけは最後まで全うしているからかもしれない。(野口桃子さん)
「あああ、わかるわかる。そういう本よね!」とうなずきまくりながら読むあたしでした。
ほかにも共感できるコメントは山ほどあったのですが、全部紹介するのは無理なのでこのへんで。ちなみに個人的にいちばんぶったまげた誉めことばは「女子のための『涼宮ハルヒ』」(飯田久美子さん)だったのですが、あたしはハルヒは読んでない(見てない)ので、これが正鵠を射ているかどうかはよくわかりませんです。
宮木あや子さんは新人作家さんで、『花宵道中』が処女作なのですが、こうして注目されることでもっとたくさんの作品が出版されるようになってくれると、主にあたしが喜びます。面白い小説は世の宝。本屋さんの店頭で「読むもんねーよ!」と絶望するのはもうイヤ。

「尼僧の叢」(宮木あや子)第一回感想

上のエントリに関連して、宮木あや子さんの最新作(本日から日刊ゲンダイで毎週土曜連載)の感想をちょこっと。
花宵道中』がはらはらと涙を流しながら楽しむエロだとすれば、この「尼僧の叢」はゲラゲラ大笑いしながら楽しむエロだと思います。なんたって、舞台はカトリック系女子校(ですよね?)で、冒頭はいつものあの端正な文体、しかもガーリーな乙女小説風なのに、途中から「僕のジーザス」が「びよよん」なんですもん。ネタバレになるといけないので詳しくは書けないのが残念ですが、森奈津子さんとか嶽本野ばらさんとかが好きな方に合うんじゃないでしょうか。早く単行本にならないかしら。って気が早いか。