ジョディ・フォスターとアンジェリーナ・ジョリーが恋人役?(と思ったらやっぱり違った)

愛読しているPlanetOut.comのメールマガジンに"Jodie and Angelina as lovers?"と題された記事がありました。直訳すると「ジョディ・フォスターアンジェリーナ・ジョリーが恋人役?」といったところでしょうか。
で、「いくら彼女たちがレズビアンバイセクシュアルだからって、その組み合わせはないでしょー!?」と仰天して元記事を読みに行ったのね。そしたら、これはゴシップ記事でも既に決定されたキャスティング発表でもなくて、「ゲイ映画"Making Love"(1982/米)をリメイクするとしたら、メインカップルは誰がいい?」という投票企画だったのでした。詳しくはこちらをどうぞ。→PlanetOut - PopcornQ Movies - "Making Love" casting call!(英文)

"Making Love"はハリウッドのゲイ映画の先駆けとなった作品で、ストーリーは「結婚して8年、何不自由なく暮らしていたかに思えた若き医者ザックは、魅力的なゲイの作家バートと恋に落ち、自分がゲイであると気づく」というもの。ちなみに1982年当時はゲイ役を引き受けたがらない役者が多く、ハリソン・フォードマイケル・ダグラスはこの作品への出演を打診されて断ったとか。

で、今では状況も変わり、トム・ハンクス『フィラデルフィア』)やらシャーリーズ・セロン『モンスター』やらメリル・ストリープ『めぐりあう時間たち』)やら、大物がこぞってクィア役をやりたがる時代なので、PlanetOutで「もし今"Making Love"をリメイクするなら、ザックとバートの役を誰にやらせたいか」というアンケート企画が持ち上がったというわけ。

そして投票項目をざっと見ると、

……などいろいろな案(計10通り)がある中に、果たして「ジョディ・フォスターアンジェリーナ・ジョリー」の組み合わせが燦然と輝いていたのでした。記事によると「レズビアンという要素によって、古い話にインパクトを! ザック(Zach)をゾーイ(Zoe)に変え、バート(Bart)をバーバラ(Barbara)に変えればオッケー。ていうかアンジーは既婚者とデートするのが得意そうだし、ジョディは『ノンケぶっているけど実は解き放たれたい医者』役にぴったり」(意訳)なんだそうですが、いくらなんでもそれは無理なんでないかい。というわけでジェイク・ギレンホールコリン・ファレルに一票。アン・リーが監督するなら、金城武ベッカムでもいいけど(その際、『グリーン・デスティニー』風のしっちゃかめっちゃかカンフーアクション映画を希望)。