那覇市で「ピンクドット沖縄」初開催 約800人が参加

2013年7月14日、沖縄県那覇市性的少数者のイベント「ピンクドット沖縄」が開催され、約800人がピンク色をまとって集結しました。ピンクドットとは2009年にシンガポールで始まったイベントで、それがついに日本上陸したわけです。主催者は2014年にもピンクドット沖縄を開催したいと表明しています。

詳細は以下。


性的少数者が生きやすい社会づくりに賛同する人々がピンク色の服や物を身に着けて集まるイベント「ピンクドット沖縄」(主催・同実行委員会)が14日、那覇市のてんぶす前広場で開かれた。予想を上回る約800人(主催者発表)の支援者らが集まり、会場はピンク色に染まった。

Gay Star Newsによると、オーガナイザーは約100人程度の参加者を見込んでいたんだそうです。それが800人って、大成功では。ピンクドット沖縄の公式サイトには「沖縄では壁をやぶる歴史的な第一歩になったと言えると思います」とありますが、あたしもその通りだと思います。

ピンクドット沖縄の動画は、現時点ではまだ上がっていないようです。ピンクドットというイベントそのものがどんな雰囲気なのかをつかむには、シンガポールの2012年のこちらの動画がわかりやすいかと。(字幕はピンクドット沖縄さんによります)。

個人的には、記念すべき第1回(2009年)の、以下の映像も好きです。随所に漂うアジアっぽさや、それでいてアジア一色ではないところ(シンガポール多民族国家だから、当然と言えば当然ですが)、そして2:02〜でおばちゃんが叫ぶ「(ピンクドットには)誰でも、誰でも招待されています」("Everybody, everybody is invited.")という呼びかけがたまりません。

2009年にこの映像を見て「いいなあ!」と思い、いつか自分もピンクの服着て参加するぞと決意したのですが、まさかそれより先にピンクドットの方が日本上陸するとは。これは嬉しい驚きでした。こうなったら本家シンガポールにも、沖縄にも、両方行きたいぞ!!