レディー・ガガ、DOMAの終焉を祝し国家の替え歌を熱唱

同性婚を認めない連邦法「結婚防衛法(DOMA)」を米連邦最高裁違憲としたことを祝し、レディー・ガガが2013年6月28日、ニューヨーク市のゲイ・プライド集会でアメリカ合衆国国家を歌ったそうです。しかも、即興で歌詞を一部LGBTバージョンに変えて。

詳細は以下。

動画を見ると、歌詞の“star-spangled banner”(星を散りばめた旗=星条旗)を”star-spangled flag of pride”(星を散りばめたプライドの旗)に、そして“home of the brave”(勇者の故郷) を“home for the gays” (ゲイのための故郷)に変えたところで観衆が大熱狂しているのがわかります。よく見ると右手でレインボーフラッグを胸に当てて歌っているのもわかりますね。

レディー・ガガは、この歌を歌う前のスピーチで、子供の頃のけ者にされていた自分をありのままに受け入れてくれたのはLGBTコミュニティーだったこと、平等の実現が夢だったことなどを語り、最高裁LGBTアライ(支持者、味方)への感謝のことばを述べたそうです。ハフィントンポストのコメント欄で、この日この場にいたという人が「15分間の力強いスピーチだった」、「歌を聴いて鳥肌が立った」「30年以上プライド・イベントに参加してきてもっともすばらしい瞬間のひとつだった」などと書いていたのがたいへん印象的でした。ひょっとしたらこの歌詞は今後レジェンドとなって歌い継がれていくのかもしれませんね。