国連から世界のLGBTにメッセージ「あなたはひとりじゃない」

国連が2013年の国際反ホモフォビア・反トランスフォビアの日(5月17日)に向けて、世界中のLGBTに「あなたはひとりじゃない」と呼びかけるビデオメッセージを公開しました。
詳細は以下。

ビデオメッセージはこちら。

この動画、言語こそ英語ですが、いろんな国の人が出演しています。バン・ギムン(潘基文国連事務総長や、ナビ・ピレイ(Navi Pillay)人権高等弁務官も登場してますよ。英語字幕があるから、リスニングが苦手な方でも内容はわかりやすいのでは。日本の善良な一般市民に特に刺さりそうな部分は、このあたりかな。


どの国にも歴史上ずっと存在したにもかかわらず、今でも「アブノーマルだ」と思う人がいることとは何か?
ゲイであること、レズビアンバイセクシュアルやトランスジェンダーであることだ。
What has existed in every country throughout histry but is still considerd "abnormal" by some?
Being gay, being lesbian, bisexual or transgender.

日本だと「思う人がいる」どころか、まだ大半がそう思ってるんじゃねえの。日本のシスジェンダー(『トランスジェンダーではない』の意)の異性愛者には、今でも自分たちを「ノーマル」と呼ぶことに何ひとつ疑問を感じてない人がいっぱいいるみたいですし。単に英語がわかってないってだけの話じゃないと思うわ、あれは。
国連の今回のメッセージは、今のところ日本語版は出ていないようです。ただし、2012年5月にナビ・ピレイ人権高等弁務官が出した反ホモフォビアのメッセージは日本語字幕化されていたので、いずれこれもそうなるかも?
参考までに、2012年の日本語字幕つきメッセージを以下に貼っておきます。