「東京レインボープライド2013」で2000人以上がパレード

2013年4月28日に東京でおこなわれた、「東京レインボープライド2013」に2000人以上が参加しました。公式サイトによると、これは「LGBTの存在を広く社会に知ってもらい、多様な個性や生き方を讃える」ためのパレードだとのこと。各国メディアが早くも当日の様子を報じています。

詳細は以下。

このパレードは、日本のセクシュアル・マイノリティを応援し、サポートするイベント「東京レインボーウィーク2013」(4月27日〜5月6日)の一環としておこなわれたもの。上でリンクしたGay Star Newsは、日本まで取材に来ていたそうです。記事で使われている写真がそこはかとなく日本っぽいところがおもしろいですよね。
さてそのGay Star Newsによると、当日、パレードのスタート地点である代々木公園の「プライド村」('Pride Village')には約3000人もの人が集まり、パフォーマンスを楽しんだりさまざまなブースを訪れたりしてからパレードに参加したとのこと。協賛企業はバークレイズ、ゴールドマン・サックスGoogleIBM、UBSなど。また、企業のみならず、LGBTの人たちに自国を訪れてほしいと呼びかける各国領事館のブースもあったそうです。具体的にはベルギー、フランス、ドイツ、イスラエル、オランダ、スウェーデン、英国、米国など。

ちなみに公式発表によるとパレード参加全体人数は12000人、パレード参加者は2100人だった模様。ということは、参加者全体のうちパレードスタート前に代々木公園に集まった人が約3000人で、そのうちパレードを歩いた人が2100人だったということになるのかな?
「パレードの参加者は、東京中、日本中、そして世界中からやってきていた」とGay Star Newsは報じています。


LGBTの人たちが社会に、そして世界に加わることはとても大切だと思います」と、東京からの参加者のひとりでオープンリー・ゲイのアキラは言った。「平等に扱われる権利は、すべての人にあります」
日本在住の米国人で、異性愛者のアライ(訳注:LGBTを支援する人のこと)であるイヴェットもパレードに参加した。彼女の姉妹は誇りを持ってカミングアウトしている。
「同性愛者の権利と同性婚を支持し、愛は平等だと示すためにここに来ました」と彼女はわたしたちに語った。
'I think it’s very important for LGBT people to join society and join the world.' said Akira, one of the openly gay participants from Tokyo. 'All people have a right to be treated as equal.'
Ivette, an American living in Japan and a straight ally, also joined the parade. Her sister is out and proud.
'I’m here to support gay rights, gay marriage, and to show that love is equal,' she told us.
パレードそのものの様子は、早くも上がっていたこちらの動画をごらんください。

現時点で他にこのニュースを報じている英文メディアは以下。先日の東京ディズニーリゾート初の同性結婚式とからめて報じているところが多かったです。