ウエストボロ・バプティスト教会、ボストン爆破事件を神に感謝

ありとあらゆる事件を「神がゲイを憎んで下した天罰」だとして大騒ぎするウエストボロ・バプティスト教会が、2013年4月15日のボストン爆破事件でもまたやってくれました。朝CNNを見たときから、こうなるだろうなとは思ってましたけど。

詳細は以下。

以下、同教会の公式twitterより訳して引用します。


本日の事件を考えると、わたしは再び問わねばなるまい。「ホモ野郎の結婚という考えのために、おまえはどうなっているのだ、アメリカよ!?!」#ゲーッ!

In light of today's events, I must again ask: How is that fag marriage idea working out for you, America?!?! #oops!
pic.twitter.com/jPlKTHgl7P

短縮URLで貼られている画像はこちらです。ごていねいにも、血が生々しく飛び散った爆発現場の写真にかぶせて、「同性婚は国を滅ぼす」「神が爆弾魔をつかわした」という大文字のキャプションがつけられています。マサチューセッツ州同性婚能州ですからね、ウエストボロ・バプティスト教会にとっては「これで我々の正しさが証明できる」と小躍りするぐらいうれしい事件だったんでしょうね。ええ、たとえ8歳児が死に、その子の6歳の妹とお母さんが重傷を負って、さらにあと2人死者がいてもね。

同じアカウントに、こんなツイートもありました。


神さま、ボストンマラソンの爆弾をありがとうございます!! ウエストボロ・バプティスト教会は死者の葬式でピケを張る予定。#神をたたえよ

THANK GOD FOR THE BOSTON MARATHON BOMBS!! Westboro Baptist Church to picket funerals of those killed. #PraiseGod
>> pic.twitter.com/VrsxHlNjXe

こちらの短縮URLは、この爆破事件について発表した意見文の画像にリンクされています。内容は、爆弾をつかわした神に感謝し、マサチューセッツ州同性婚をののしり、最後に「神はホモ野郎の結婚を憎んでいる」と太文字でしめくくるというもの。

ほんっとにぶれないよね、この自称「教会」。こんな連中に葬式におしかけられるご遺族の心痛はいかばかりか。