カナダの17歳レズビアン、4人がかりで殴られ怪我 ヘイトクライムか

2013年4月11日夜、カナダのアルバータ州カルガリー市で、17歳レズビアンティーンエイジャー4人から殴る蹴るの暴力を受けました。現在カルガリー警察公訴局ヘイトクライム部門が捜査中だとのこと。

詳細は以下。

この被害者少女は当日夜、ニューブライトンの自宅近くのバス停でバスから降りたすぐ後、10代と思われる少年たち4人に襲いかかられたと言っています。少年たちは、ホモフォビックな悪口を叫びながら殴ったり蹴ったりしてきたとのこと。元記事には写真もありますが、被害者さんは以下のような怪我を負いました。


「目の周りに痣ができ、唇が裂け、頬の内側が切れ、おでこに切り傷ができて、片方の目は腫れ上がりすぎてほとんど開けられません」と被害者は語った。
“I have a black eye, a split lip, the inside of my cheek is cut, a cut on my forehead, and my eye is so swollen I can barely open,” says the victim.

この17歳レズビアン性的指向を隠したことがなく、学校でも同性愛者だと公言しているそうです。しかしながら自分の家の近所でこんな危険な目に遭ったことはなく、「震え上がっている」と話しています。ただし彼女はまた、加害者グループは相手が誰であろうとホモフォビックな単語で罵倒していた可能性があるし、自分は悪いときに悪い場所に居合わせただけなのかも知れないとも言っているようです。

CTV Newsによると、カルガリー警察は、今のところまだこの事件が偏見によるものなのか単なる偶発的なものなのか確認できていないとのこと。

襲撃者の動機がどこにあったかは警察の今後の捜査を待つよりほかないでしょうが、たとえ被害者の性的指向に起因する暴力ではなかったとしても、同性愛者を罵ることばを叫びながら人を痛めつけたというそのこと自体が気に入らんわ。人の性的指向を中傷することで己を鼓舞してんじゃねーよ。さっさと捕まって刑務所にぶちこまれてくれませんかね、このクソガキども。