ベトナム発のゲイ・コメディが驚きのヒット

YouTubeで公開されているベトナム発のゲイ・コメディ・シリーズ『My Best Gay Friends』が驚きのヒットを見せ、第1話は再生回数が100万回を超えたそうです。

詳細は以下。

第1話はこんな感じ。英語字幕があるので、日本人が見てもわかりやすいです。

レズビアンカップルの話もありますね。こちらは第9話。冒頭の会話場面がなんだかかわいいぞ。

以下、Queertyより引用。


「(ベトナムでは)同性愛者のイメージはとてもネガティブで、観客はゲイ・コミュニティについてひどい意見を持っています」と、番組を製作した21歳のDang Khoaはテレグラフに話した。「わたしは自分の生活はとてもノーマルなものだと思っています。だから同性愛者の本当の姿をみんなに見てもらいたいんですよ。わたしたちへの見方を変えたいんです」
キャストのほとんどは番組内のみならず実生活でもゲイだとKhoaは言っている。
“The images of homosexuals [in Vietnam] are very negative, so ” series creator Dang Khoa, 21, told The Telegraph. “I see my life as very normal. That’s why I want to bring true images of homosexuals to everyone, to change their perspective on us.”
Most of the cast are gay in real life, as well as on the screen, says Khoa.

「本当の姿」と言うには笑いの取り方がかなりベタな気もしますが、それでもとにかく若いゲイやレズビアンの姿を肯定的に描いているところがいいですよね。なお、ベトナムでは2012年に初のプライド・パレードが開催されており、司法大臣も同性カップルには法的な保護が必要と発言しています。2013年、つまり今年には、国会で同性婚について討議される予定だそうです。同じアジアでも、与党が「同性愛者への人権施策は必要ない」と言い切ってる日本とはえらい違いですね。どこでこんな差がついちゃったのかしら。