レズビアン・ママを持つ12歳少年、同性婚審議の司法委員会でみごとなスピーチ

2013年3月21日、米ロードアイランドの下院司法委員会で、同性愛者の親を持つ小学6年生の少年がすばらしいスピーチをしました。彼はマシュー・ラノンくんといい、12歳。ふたりのママとふたりのパパがいるとのこと。

詳細は以下。


動画を見てもらえばわかるけど、とてもしっかりしたスピーチよ。内容はこんな。


「法的には結婚できなくても、ぼくの親たちの献身はとても、とてもリアルです。病めるときもすこやかなるときも、良きときも悪しきときも、ずっと一緒なのです」
'Although they can't legally marry, their commitments are very, very real. My parents have stayed together through sickness and health, through thick and thin, through good times and bad.'

「ぼくの親も、他のここにいるゲイやレズビアンの人たちみんなも、あなたたちと同じで幸せになりたいのです。ただ公平に扱ってほしいだけなのです。しかし同性愛者は、あなたがたの大部分とはちがい、毎年毎年ここに来て、どうして自分たちの愛情があなたたちのそれと変わらないのかを何度も何度も説明しなければなりません。今年はあなたがたがそれを変えるいい機会です。あのですね、愛を選んでください」
"My parents and all the other gay and lesbian people here want to be happy, just like you. All they want is to be treated fairly. But unlike most of you, they have to come again here year after year and explain over and over why their love is equal to yours. This year, you have the opportunity to change that. I say, choose love"

途中でちらっと映る、レズビアンのお母さんたちの誇らしげな顔といったら!

ちなみにロードアイランドは、ニューイングランド地方の中で唯一同性婚が法制化されていない州です。マシューくんのこの証言で、議論が少しは先に進むといいんだけど。