「子どもに鶏肉を食べさせるとゲイになる」コロンビア人モデルが珍説を披露

コロンビア人のモデル、ナタリア・パリスが「子どもに鶏肉を食べさせるとゲイになる」と主張しているそうです。鶏肉に含まれるホルモン剤のせいだというのが彼女の考えですが、コロンビア養鶏農家連盟は「都市伝説だ」と激怒しています。

ちょっと上の動画で言ってることを訳してみますよ。


7歳から10歳ぐらいのちっちゃな女の子は、鶏肉を食べると成長が促進されるの。女性ホルモンが組織全体の発達を早めるのよ。男の子がそういう鶏肉を食べると、鶏肉に注射された女性ホルモンを摂取しちゃうせいで、ゲイになり始めるの。女性ホルモンのせいで代謝が変わってそうなるのよ。だから食べるものには気をつけないと。

Las niñas chiquiticas de 7, 8, 9 y 10 años ya se están desarrollando... porque como estan comiendo pollo... esas hormonas femeninas hacen que todo su organismo se les acelere... por eso, los niños que estan comiendo pollos de esos...como les están inyectando hormonas femeninas, se están empezando a volver homosexuales...porque si los niños comiendo hormonas femininas...empiezan a cambiar su metabolismo y eso es lo que está pasando...entonces tener conciencia de cada cosa que nos comemos...

いや鶏肉が嫌いなゲイだっているし、そもそも女性ホルモンのせいでゲイになるってこと自体が迷信なんですが。鶏肉消費量日本一の大分県に、特にゲイが多いだなんて話も聞かないし。

「ニューヨーク・デイリー・ニュース」によると、この発言はボゴタのあるお店の外で、ファンとの集まりの最中になされたものだそうです。コロンビア養鶏農家連盟のアンドレス・フェルナンド・モンカダ連盟長は、「ナタリア・パリスのような公人がこのような発言をするのを耳にして、まったく激怒したと言わざるを得ない」と述べ、パリスの説を「都市伝説」としりぞけています。

ちなみに2010年にはボリビアのモラレス大統領が同じような発言をして物議をかもしたこともあるそうです。アホだ。だいたい、鶏肉のせいでゲイになるんなら、チキン・サンドイッチのレストラン・チェーンで超ホモフォビックな方針で知られる「チックフィレ」は憤死しちゃうんじゃないの。これまでCEOがゲイを非難したり、アンチゲイな団体にせっせと資金提供してきたりしたのに、実は自分とこの料理がゲイを量産していたってことになっちゃいますもんね。ただの都市伝説でよかったね、チックフィレ。