マルディグラでまた警官の暴力か 「パーティー会場で全裸にさせられた」と男性

警察による暴行事件が既に2件報告されているマルディグラ2013で、新たにもう1件の事件が発覚。男性がひとり、屋外のパーティー会場で、薬物捜査のため全裸になれと警察から強要されたんだそうです。

Third claim of police brutality at Sydney Mardi Gras after man claims he was stripped naked in drugs search - PinkNews.co.uk

この男性ゲイリー・リーソンさんは、2月23日にマルディグラのパーティーが開かれていたシドニー王立植物園の門のところにいました。麻薬探知犬がリーソンさんに近づいたため、警察が全面的な捜査を要求し、リーソンさんは囲みの中に連れて行かれました。

警察はそこでボディーチェックをし、薬物は持っていないと主張するリーソンさんに「パンツを脱げ」と言ったとのこと。でもその囲みって、防水シートの間が空いていて、つまり通行人から中が丸見えだったんです。そんなところで全裸を強要されたリーソンさんは、次のように語っています。


「完全に権力の濫用です……恥ずかしかったし、屈辱的でした」
“It’s a complete abuse of their power … I feel embarrassed and humiliated.”
なお警察のガイドラインでは、服を脱がせて調べるのは人目につかない場所でおこない、不必要に他の人から見られないようにしなければならないと決まっているそうです。当たり前だよね。ちゃんとこの件も調査してよね、警察のみなさん。