「うちは性的指向で差別しません」カナダ・スカウト連盟、カーリー・レイ・ジェプセンらをジャンボリーに招待

ゲイの入会をいまだ認めないアメリボーイスカウト連盟に対し、Trainが「夏のジャンボリー出るのやめるわ」と表明したのが3月1日。カーリー・レイ・ジェプセンが「わたしもやめるわ」とやっぱり出場辞退したのが3月5日。なんと今度は、カナダのスカウト連盟が「うちはゲイの会員もボランティアもスタッフも歓迎ですよ」と強調してTrainとカーリー・レイ・ジェプセンをジャンボリーに招待したそうです。

詳細は以下。

以下、カナダ・スカウト連盟の、ユース・コミッショナーのKaylee Galipeauさんのことば。


「当連盟は男の子も女の子も受け入れ、LGBTの会員を受け入れ、すべての宗教の人たちを受け入れています」

性的指向でも、ジェンダーでも、とにかくアメリカよりも包括的なんですね。だから連盟の名称も「ボーイ」スカウトじゃないわけ。ちなみにこのカナダ・スカウト連盟、アメリボーイスカウト連盟とはまったく別の団体なんでそうです。


「わたしたちはここアルバータでジャンボリーを主催することを誇りに思っています。そして、ジャンボリーの特別イベントのマネージャーとして、Trainとキャリー・レイ・ジェプセンが来て歌ってくれれば心から歓迎すると申し添えたいと思います。彼らがそうしたいと思ってくれればですが」
“We’re proud to be hosting it here in Alberta and as a manager of special events for the jamboree, I’d just like to throw in there that we’d be totally welcome to having Train and Carly Rae come and play at our jamboree if they would so like to.”
さすがカナダ。すごいぞカナダ。いや、カナダにもまだまだホモフォーブはいっぱいいると聞きますし、すごいのはこのカナダ・スカウト連盟なんですけどね。すっかり顔を潰されたアメリボーイスカウト連盟がこの先どう動くのか、見ものです。