筋トレでの各部位の基本的な種目および負荷

個人的なメモとして、『トレーニング・メソッド』(石井直方著、ベースボール・マガジン社)からまとめておきます。

大胸筋

  • ベンチプレス、ダンベルプレス、フライなど
    • 4〜18RMの重さで、RMまで3セット
    • マシンよりフリーウエイトの方が刺激が強いので、できればバーベル・ベンチプレスをメイン種目に

三角筋

  • サイドレイズ、フロントレイズ、ベントオーバー・リアレイズ
    • 10RM中心で3セット
  • もっと肩を総合的に鍛えたい人、プッシュ動作を強くしたい人はプレスも必要
    • 動作に直結させるにはプレスを優先すべき

脊柱起立筋

  • デッドリフト
    • 8RM×3セットが基本、物足りなければ少しずつ増やす
  • バックエクステンション
    • 20〜30RM
    • 遅筋繊維が多いので低負荷高回数で

広背筋

  • 大きな筋肉なので、プルダウン系、ロウイング系、チンニングなどで3種目ぐらいやる必要がある
  • プルダウンやロウイング系は8RMを中心に

大腿四頭筋

  • もっとも大事なのはスクワット
    • 8RMで6セット
    • きつい場合はスクワット4セット+レッグプレスやエクステンションを2〜3セット

ハムストリングス大臀筋

  • ランジ
    • 10回でかなり効くぐらいの重量で、片足10回ずつ(両足で20回)を1セットとし、3セットやる
    • 切り返しの力発揮がもっとも重要、だらだらやっても効かない
  • 下半身を総合的に鍛えるのなら、スクワット、デッドリフト、ランジの順にやる

上腕二頭筋

  • 筋肉が縮んだ位置、伸びた位置と2通りぐらいのメニューで各種目8回3セット
    • 筋肉が縮んだ位置の種目:プリーチャーベンチ・カール
    • 筋肉が伸びた位置の種目:インクラインダンベルカール

上腕三頭筋

  • 筋肉が縮んだ位置、伸びた位置を組み合わせて(できれば中間の位置の種目も入れて)計2〜3種目、各8回3セット
    • 筋肉が伸びた位置の種目:立位でのトライセプス・プレス
    • 筋肉が縮んだ状態の種目:プレストレス・プレスダウン
    • その中間:トライセプス・プレス・ライイング
    • 内側頭と外側頭に強い負荷を:トライセプス・キックバック(手の甲を上に向けるとより外側頭に効く)

下腿

  • 腓腹筋
    • スタンディング・カーフレイズ
      • 1セット20〜30回
      • ある程度の回数をこなさないと効かない
      • 膝関節がロックするぐらい伸ばしておこなう(膝がゆるむとヒラメ筋の関与が増し、刺激が小さくなる)
  • ヒラメ筋
    • 1セット50〜100回
    • ヒラメ筋は遅筋繊維が多いため、多めのレップでやる

参考書籍

トレーニング・メソッドトレーニング・メソッド
石井 直方

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