「スターバックスに感謝を」:同性婚支持のスターバックスに64万人が賛意を表明


米国ワシントン州を本拠地とするコーヒー・チェーンのスターバックスは、同州の同性婚法を支持すると表明しています。これが気に入らないアンチゲイ団体はスターバックスのボイコットを呼びかけ、3万人弱の署名を集めました。ところがスターバックスを応援する運動の方が勢いが強く、約64万人もの署名を集めてしまったそうです。

詳細は以下。

スターバックスへのボイコットをとなえて「スターバックスを捨てろ」("Dump Starbucks" )運動を始めたのは、NOM(National Organization for Marriage)と呼ばれる同性婚反対派のグループです。この運動の公式サイトでは、「スターバックスは合衆国の少なくとも半数の顧客と、世界中の顧客の大多数を激しく不快にさせた」とされており、「抗議の意を示すため署名を」と呼びかけられています。日本時間で2012年4月7日正午現在、約3万人の署名が集まっている模様。

これに対するカウンター抗議として発足したのが「スターバックスに感謝を」("Thank Starbucks")運動。これはスターバックスに感謝のカードを送ろうという運動で、現時点で64万人を越える署名が集まっています。この運動を主催しているSumOfUs.org、MoveOn.org、Washington United for Marriageは、2012年4月4日、この約64万人の署名を記載したカードをスターバックス宛に送ったとのこと。

NOMの言う「合衆国の少なくとも半分の顧客と、世界中の顧客の大多数」はどこ行っちゃったんでしょうね。わたしドトール派だったんですけど(ミラノサンド好きなんです)、これからはスターバックスもなるべく活用しようと思ってます。