そのメンタリティーがわからん
ネットを見ていてよくわからないのが、ゴキブリをわざわざ「G」なんて呼んでキャッキャと恐がる人たちのメンタリティーです。ゴキブリなんて家じゅうの隙間や水回りにコンバット*1置けば一発でしょ。それでも出るなら燻蒸・燻煙式殺虫剤の波状攻撃。あとは
- 生ゴミはなるべく密封してこまめに捨てる
- 汚れた食器をシンクに放置しない(特に夜間)
- 空き缶、空き瓶は洗ってから捨てる
- ペットの「置き餌」をしない
- ダンボールなど、ゴキブリの巣になりやすいものを置かない
- ドアや窓を開けっ放しにしない
みたいな小学生でもできることをやるだけで、もう年単位で見かけなくなります。これだけで防げるものを大仰に恐がり、嬉しげに遭遇体験を語るのって何なの? 実はゴキブリ好き(または、『ゴキブリを恐がるワタシ』が好き)なんじゃないの?
それで思い出したのが、数年前、うすーい知り合いの食事会に出たときのこと。全員女性で、うち何人かは新婚、別の何人かは近々結婚予定とのことでした。彼女たちの会話のメインテーマが
というものだったので、
「男の人って、家事してくれないよねえ」
「こっちだって仕事してるんだから、やってくれないと困るのよねえ」
と言ったら、彼女たちは白けた顔をして黙り込んでしまいました。意味わかんね、と思っていたのですが、今にして思うとあれは、不潔な家に住んで抜本的な対策もせず、「Gを怖がる乙女なワタシ」アピールをして喜ぶ人たちと同じメンタリティーだったんだなと。あたしとは違う人種の人たちだけど、たぶん、あたしの方が少数派なのだろうなと思います。
「文句言いながらもやってやるからつけあがるんでしょ。最初から自分のことは全部自分でやらせれば?」
*1:別にワイパアでもゴキブリキャップでもホウ酸ダンゴでもいいと思いますが。大事なのは、ゴキブリの通り道(外箱や説明書に書いてあるはず)に仕掛けることと、適正なサイクルで交換することです。