ミシガン州の高校教師、アンチゲイ発言の生徒を教室から出て行かせたため停職処分に

こちらでも触れた、自殺したLGBTユースのためにパープルを着ようというキャンペーン(Spirit Day)についての話題です。米国ミシガン州の高校教師が、このキャンペーン当日にアンチゲイな発言をした生徒を教室から出ていかせたために抗議を受け、1日間の無給の停職処分となったそうです。

詳細は以下。

この教師は同州ハウエルにあるHowell High Schoolに勤務するJay McDowellさん。彼は2010年10月20日のSpirit Day当日、教室に入ってきた生徒が「同性愛の人は支持しない(“I do not support gay individuals”)」と発言したため、出て行くように言ったのだそうです。この後、親から苦情が寄せられ、Ron Wilson校長がMcDowellさんを停職処分としたとのこと。

10月25日に開かれた教育委員会の会議では、McDowellさんは事件の詳細についてコメントを拒否しています。

なおLez Get Realによると、ハウエルは「右翼活動のとりで」'a bastion of Right-Wing activities)として知られる街だとのことです。

付記

「ゲイ」「同性愛」「自殺」などのキーワードでこのエントリに飛んできた人のため、日本国内での相談窓口のリストへのリンクを張っておきます。今、困った状態にある方は、まずこうした窓口に電話を。