ハンガリーの「ヘテロ・プライド・マーチ」(または『アンチゲイ・プライド・マーチ)、参加者はわずか100人

ハンガリーの同性愛反対派が「ヘテロ・プライド・マーチ」を計画 - みやきち日記の続報です。2010年9月4日、同国ブダペストで同性愛反対派による「ヘテロセクシュアル・プライド・マーチ」が開かれました。参加者は約100人で、これは約2ヶ月前に同じルートで行われたゲイ・プライドより少ない数字だったそうです。

詳細は以下。

主催者のCsaba Koletar氏によれば、このイベントの目的は「同性愛者が公共の場所で集まるのをやめさせること」。マーチの参加者たちは、保守派議員に対し、同性愛者が「普通の納税者のお金」を犠牲にして公共の場で自分たちの宣伝をするのを禁ずる法を作って欲しいとの陳情も行ったそうです。

同性愛者だって税金は納めているのに、そのあたりは都合良く無視するわけですね。それに、いったいいつから、「公共の場は異性愛者が独占するべき」と主張するのが「ヘテロセクシュアル・プライド」だってことになったのでしょうか。The Budapest Reportではこのマーチが「アンチゲイ・プライド・マーチ」と呼ばれていますが、こちらの方がよほど正確な呼び名だと思います。
ちなみに Pestiside.huによると、主催者は何千人もの参加者が結集して行進するだろうと期待していたんだそうです。たった100人で済んでまだよかったわ、ホント。

単語・語句など

単語・語句 意味
büszkeség ハンガリー語)プライド