「異性愛者女性は、同性愛者男性よりも、コンドームなしでアナルセックスをする率が高い」NY市保健局調査で

ニューヨーク市保健局(New York City Department of Health)の調査で、異性愛者女性はゲイ男性と比べ、アナルセックス時にコンドームを使用しない率が高いと判明したというニュース。

この調査によると、男性パートナーとアナルセックスを行うときにコンドームを使う異性愛者女性はわずか23パーセント。一方、ゲイ男性やバイセクシュアル男性では、61パーセントがアナルセックス時にコンドームを使っているそうです。また同局によると、ニューヨーク市の女性のうち、推定10万人が毎年アナルセックスを行っているとのこと。

ちなみにいつでもコンドームを使う人の63パーセントが定期的に血液検査を受けているのに対し、コンドームなしのアナルセックスをしている人では、定期的に検査を受ける人は35パーセントだったそうです。

元記事にもありますが、アナルセックスは膣セックスよりもHIV感染リスクが高いんですよね。にもかかわらず感染予防策をとらないって、何考えてんのNYのヘテロ女性。自分にも感染リスクがあると認めるのが恐くて、心理学で言うところの「否認」(denial)の状態にでも陥っているのでしょうか? こういった層に届くキャンペーンを展開するにはどうしたらいいんだろう、としばし考え込んでしまいました。