シンディ・ローパー、ホームレスのLGBTユースのためのシェルターをハーレムに設立

歌手のシンディ・ローパーが、マンハッタン初の、ホームレスのLGBTユース用シェルターを創設するというニュース。

このシェルター「The True Colors Residence」は、2011年冬に開設予定だとのこと。ここでは18歳から24歳までのホームレスに住む場所を提供し、社会復帰の援助をすることになっているそうです。

以下、シンディの弁。


「テレビや映画でLGBTの姿が描かれ、受け入れられているのを見てカミングアウトする子供たちが増えています。でも彼らはいまだに家から追い出されたり家出したりして、ホームレスとして暮らしているんです」
"Kids are coming out in greater numbers as they see themselves accepted and represented on TV and in movies, but they’re still being kicked out of their homes or running away and living on the streets,"


「私達は彼らの世話をする手段を講じねばなりません。彼らはLGBTコミュニティの次世代なのです」
“We need to make sure we’re taking care of them. This is the next generation of the LGBT community.”

シンディ・ローパーTrue Colors Fundを通じて資金を集めるほか、取締役会の名誉会員を務め、プロモーションの役割も果たすとのこと。

このシェルターは6階建てで30室あり、共同で使えるスペースや図書館、コンピュータールームなども備わっているそうです。建設予定費は1100万ドル。入居者は1年間のリース契約をし、収入に応じた家賃を払うことになっているとのこと。

シンディがLGBTフレンドリーな歌手だということは知っていましたが、こんな計画も手がけてたんですね。これは全力で応援したいわ。ちょっと今からTrue Colors Fundのページ熟読してくる!