全身筋トレ

今日も全身を一気に筋トレ。オーバーワークでカタボリックに傾かないよう、運動中にアミノ酸タブレットホエイプロテインを摂取しながらやりました。

ちなみにあたしが愛用してるプロテインはこちら。

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このプロテインの利点は水で溶かして飲めることと、おいしいこと。特に前者は大きいです。ホエイプロテインの最大のメリットは、従来のカゼインプロテイン*1よりも吸収が速いことですが、牛乳(カゼインたっぷり)に溶かして飲むと、せっかくの吸収速度が落ちてしまうからです。

ちなみにプロテインの一番大事な摂取タイミングは「運動直後」。同じ運動をさせた2グループに、片方は運動直後、もう片方は運動の2時間後に同量のプロテインを飲ませたところ、前者の方が筋肉が発達したしたという実験もあるそうですし。というわけで、自分的には水に溶かしてすばやく吸収させられるザバスのアクアが最強。味も「グレープフルーツ味のスポーツドリンク」といった感じで、これまで飲んだプロテインの中でいちばん飲みやすいと思います。その昔ザバスのダブルエックス(溶けにくいわまずいわで、飲むこと自体が苦行のようなソイプロテイン)を飲んでた自分にとっては夢のようなおいしさです。

なお、日本人にはなぜだかプロテインを筋肉増強剤ややせ薬のたぐいと混同してる人がいるので一応付け加えておきますが、「プロテイン」って要するにタンパク質のことですよ。肉や魚、卵などを食べるのと、原理的にはまったく同じです。でも、トレーニーに必要なタンパク質を食品だけで摂るのは大変だし、下手をすると余分な脂肪等まで摂取してしまうことになるので、効率よくタンパク質だけを摂れるプロテイン・パウダーの出番になるわけ。
ちなみに真面目に筋トレしてる人に必要なタンパク質は体重1kgあたり2gで、これをたとえば鶏ささみだけで全部まかなおうとすると、体重52kgのあたしなら1日420gぐらいを食べなければなりません。鶏のささみって1本30gぐらいですから、実に14本。ささみよりもっとタンパク質含有量の少ない豚肉や牛肉だと、もっとたくさん必要です。そんなに食ってられるか! ってわけで、プロテインを飲むわけです。別に飲まなくても死にゃしませんが、タンパク質不足で筋肉の発達が伸び止まったら、筋トレしてる意味がありませんからね。
なお、「細マッチョ」のCMで知られるサントリーの「プロテインウォーター」は、1本450mlで約2.5gのプロテインしか含まれていません。あたしの体重だと1日に20リットル以上飲まなければ足りないことになります。あれは要するに、甘い飲料水を飲んでなんとなくマッチョになった気分を味わいたいだけのおバカさんをターゲットにした商品で、あんなの買うならゆで卵(1個あたり約6gのタンパク質を含有)でも食べてた方がよっぽど安くて効率的。真面目に運動してる人は、食品やプロテイン・パウダーなどの摂り方を工夫して、もっと賢いタンパク質摂取を心がけましょう。

*1:運動前後ではなく寝る前などに飲むのなら、カゼインプロテインのゆっくりした吸収速度にもメリットはある(血中のアミノ酸量を高い状態で長時間持続させることで、就寝中の筋細胞の補修・成長に役立つと言われています)ので、理想的には飲むタイミングによって両方使い分けるのがベスト。