カムアウト済レズビアンのスケート選手、バンクーバー五輪で金メダルを獲得

バンクーバー五輪の女子1500メートルスピードスケートで、オランダのカムアウト済レズビアンのアイリーン・ブスト選手が金メダルを獲得したというニュース。

ブスト選手は4年前のトリノ五輪でも3000メートルで金、1500メートルで銅を獲得しています。今回の勝利については、ワシントンポストに対し、「言葉では言い表せないほど幸せです。たった今、世界で一番幸せだと思います」と語っているそうです。

なお、AfterEllen.comによるとブスト選手は2009年にTVM Helden誌で「ガールフレンドがいて幸せ」と述べ、カミングアウトを果たしているとのこと。

同性愛者のオリンピック選手というと飛び込みのマシュー・ミッチャム選手が有名ですが、冬季五輪にもやはりカムアウト済の選手がいて、しかも金メダルを獲ったというのはなんだか嬉しいです。あれだけたくさんの選手がいて、性的マイノリティの選手がひとりもいなかったら、その方がおかしいと思いますしね。

以下、メダル取得後、オリンピックのイベント会場・ハイネケンハウスに登場したブスト選手の映像です。

YouTubeでさらに検索したら、ブスト選手のトレーニング風景も出てきました。

パワーブロック使ってるところに勝手に親近感を感じましたよあたしゃ。4年後のソチオリンピックでも活躍してくれるといいなあ。