マイクロソフト社、ワシントン州の同性パートナーシップの権利拡大運動に10万ドルを寄付

米国ワシントン州では現在、同性カップルのドメスティック・パートナーの権利を拡大する新法の是非を問う住民投票「Referendum 71」が予定されています。上記は、マイクロソフト社が、同性パートナーシップの権利拡大賛成派に10万ドルを寄付したというニュース。これは賛成派への寄付金額の中でも最大のものだそうです。

ちなみに賛成派の委員会「Washington Families Standing Together」がこれまでに集めた額は78万ドル。反対派である「Protect Marriage Washington」が集めた楽は6万ドルだとのこと。

マイクロソフト1社だけで、反対派のかき集めた総額を上回っちゃってますね。すごいな。ちなみに今、賛成派と反対派の両方の公式ページを試しに見に行ってみて、反対派のトップページのイラストだけで気分悪くなって寝込みそうになっているわたくしでした。「男性と女性と子供ふたりが仲良く手をつないでいるシルエット」なんですよ、そのイラスト。「これこそ家族」というか、厳密には「これだけがあらまほしき家族」という、日本にも根深くはびこっている偶像ですわな。同性愛者のみならず、異性愛者の子なし家庭やひとり親家庭をも圧迫しまくるアレですよ。ちなみにその絵の横には、


Preserve Marriage,
Protect Children
(結婚を保護し、子供たちを守れ)
なんてキャッチコピーも掲げられているのですが、要するにこれって「同性愛者の親を持つ子供は守りません」って宣言してるも同然で、そのへんの無神経さもすごくイヤです。賛成派がんばれ、こんな団体に負けるな。