カミングアウトしてみた

昨日、大学時代に一番親しかった友人(♀)とドライブに出かけたついでに、カジュアルにカミングアウトしてきました。いや、在学中は波風立てないようにと、大学内では一応クローゼットだったのよ、あたし。ゲイの先生にはカムアウト済みだったので、その先生経由でレズビアンの留学生の相談に載ったりはしてたけど。

友人とはこの春に卒業して以来会うのは初めて。向き合って話してるときに言うと緊張しそうなので、運転しながら、

「これまで私に彼氏がいると思ってたでしょ? でも彼氏じゃなくて彼女なの」

と言い放ってみました。向こうは糾弾するでも眉をひそめるでもなく、「彼女なのか、いいな〜。家に帰ると彼女が待ってるっていいなあ」と反応してくれました。さすがあたしと気が合う女だけあって発想が柔軟だわね。つーか、元々、若いのに視野が広くて頭もいい子なので、大丈夫だったみたいです。言うまではすごく緊張したけど、受け入れてもらえてよかった。とりあえずこれからは恋愛話でいろいろと自主規制しなくて済むので嬉しいです。

ただし友人的には「私、『男なんて女を道具としか思ってない』と思ってて、『でもみやきちの恋人はそういう人ではないらしいから、探せばできた男もいるに違いない。私も頑張ろう』と思ってたのに、女だったとは! やっぱり男はダメって証明されちゃったじゃないのよう」という複雑な気分だったりもするらしいです。ノンケ道はいろいろと大変だと思うけど、テイク・イット・イージーで乗り切れー。世の中には優しい男もいい男もきっといると思うよ。ってレズに励まされてどうするって感じだけどさ。