映画『イン・ハー・シューズ』感想

「やっぱりシャーリー・マクレーンはDVDじゃなくて映画館の大スクリーンで見なければ!」ということで、映画館で観てきました。地味にかっちりとまとまっていて、それでいて辛気臭くもなりすぎていない良い作品でした。チープな正義感でヘンに誰かを糾弾してハッピーエンドになったりしないあたりがいいですね。結局のところ、誰も悪くはなくても鬱陶しかったりうまく行かなかったり正解が出なかったりするのが家族ってものなんだなと思いました。自らがミスフィット・パーソンで、かつうまく行ってない家庭出身でもあるあたしは、クライマックスで泣かされたよ。