Riddle Homophobia Scale

今日ネットを徘徊していて、Riddle Homophobia Scaleというのを知りました。アメリカの心理学者が同性愛に対する態度を「同性愛嫌悪的な態度」4段階と「肯定的な態度」4段階に分けたものなんだけど、興味深いのが同性愛嫌悪の方。以下、多少はしょりながら適当に訳してみます。

Riddle Homophobia Scaleによる、同性愛嫌悪的な態度の4つのレベル


レベル1『嫌悪』
同性愛は自然に反する罪だと考える。ゲイやレズビアンなんて病気だし、頭がおかしいし、不道徳だ。同性愛を直すためなら刑務所や病院にぶちこんだり電気ショックをかけたりしてもオッケー。
レベル2『同情』
異性愛の方が自然で好ましいと考える。同性愛者がストレートになるよういろいろ力を尽くすべきだし、「そういう風に」生まれついた人は「可哀想」だと思う。
レベル3『寛容』
同性愛はよくある思春期の発達過程であって、大人になれば「卒業」するものだと考える。「レズビアンやゲイは異性愛者より未熟なのだから、子どものように保護してやり、寛大に扱ってやらねばならない」とか、「レズビアンやゲイには責任ある地位はまかせられない」などと考える。
レベル4『受け入れ』
同性愛を受け入れるために言い訳をする。「あなたはレズビアンじゃなくて、ひとりの人間なの」「何をしようと個人の勝手」「これ見よがしに誇示しないんなら、別にいいと思う」

考察

上気の4つのレベルのうち、何が面白いって、レベル4よ。こういうことを言う人って、ゲイレヅにもノンケにもたくさんいるよね? でも、このスケールだと、こういうことを言ってるうちはまだしっかり同性愛嫌悪を抱いてるってことになるわけ。

あたしは以前から、百合小説とかにありがちな、「同性愛とかは関係ない。女性として以前に、ひとりの人間としてあなたを愛しているの!」みたいな台詞を見ると微妙に不快な気分になってたんだけど、その理由は、こういう台詞にはホモフォビアの香りがぷんぷんするからだと改めて認識しました。